ドテラを使う人は頭おかしい?批判の理由と実態を徹底解説!

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ドテラ(doTERRA)は、高品質なエッセンシャルオイルを提供するアメリカ発の企業です。

ネット上では

「ドテラは頭おかしい」

という声も見られ、批判的な意見も少なくありません。

ただ愛用している人の中には、なぜ批判されているのか理由を知りたい方もいるでしょう。

この記事では、ドテラの基本情報や販売システム、批判の背景を解説していきます。

 

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dōTERRA[ドテラ] イントロキット

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  • dōTERRA[ドテラジャパン]
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ドテラとは

引用ドテラ公式サイト

ドテラ(doTERRA)は、アメリカ発の企業で、エッセンシャルオイル精油)を中心とした製品を販売しています。

2008年に設立され、高品質なオイルの提供を強みとしており、登録者数は900万人を超えています。

日本は2012年4月に進出しました。

会社概要

  • 社名:doTERRA CPTG Essential Oils Japan 合同会社
  • 代表者:ネイト・ファンズワース
  • 設立:2012年4月
  • 日本所在地:東京都港区西麻布 3-5-5 dōTERRA Japan ビル
  • 本社アメリカ合衆国ユタ州プレザント・グローブ

ドテラ製品特徴

引用ドテラ公式サイト

ドテラのオイルは、純度と品質にこだわった100%天然のエッセンシャルオイルです。

  • CPTG品質と呼ばれる独自の厳しい品質基準を採用
  • 100%天然のエッセンシャルオイルを提供
  • 世界中の信頼できる農家と提携し高品質な原料を確保
  • 植物ごとに最適な方法でオイルを抽出
  • シングルオイルだけでなくブレンドオイルも豊富

ドテラのエッセンシャルオイルは、100種類以上のラインナップを持ち、45カ国以上から厳選された植物を調達しています。

さらにエッセンシャルオイルだけでなく、サプリメントやミネラル配合の健康飲料、スキンケア・ヘアケア・ボディケア用品なども展開しています。

アロマの使い方

ドテラのアロマは「化粧品」「食品添加物」「雑貨」の3つの方法で使用できます。

引用ドテラ公式サイト

【ドテラのエッセンシャルオイルの使い方】

  1. 化粧品(肌に塗る)

    • 手首や首、足裏などに塗布(キャリアオイルで希釈推奨)
    • マッサージやスキンケアに活用
    • 湯船に数滴垂らしてリラックス

  2. 食品添加物(飲食に使用)

    • 水やお茶に1滴加える
    • 料理の風味付けとして使用(ハーブやスパイスの代わり)
    • ソースやヨーグルトに少量混ぜる

  3. 芳香(香りを楽しむ)

それぞれ使い方が異なるため、用途に合ったオイルを選び、正しく使いましょう。

初めて使う場合は少量から試し、異常があれば使用を中止してください。

ドテラの販売方式

ドテラは、お店で一般的に売られている商品とは少し違う販売方法をとっています。

それが「ネットワークビジネス」と呼ばれるものです。

別名「MLMマルチレベルマーケティング)」や「連鎖販売取引」とも言われます。

ネットワークビジネスって何?

簡単に言うと、口コミを基本とした販売方法です。

一般的なお店では、広告や宣伝をして商品を知ってもらい、購入してもらいますよね。

ネットワークビジネスでは、実際に商品を使った人がその良さを周りの人に伝え、その人がまた別の人に…というように、人から人へと商品の情報が広がっていくのが特徴です。

商品を広めた人は、その紹介によって生まれた売上の一部から利益を得る仕組みになっています。

まるで、紹介の輪が広がっていくように見えることから、「ネットワーク」ビジネスと呼ばれています。

どうやって利益を得るの?

ネットワークビジネスで利益を得る方法は大きく分けて2つあります。

 

1.製品を直接販売する
会員価格で購入した製品を非会員に小売価格で販売し、差額を利益にする方法です。
一般的なお店が仕入れた商品を販売する仕組みに近いイメージです。

【例】
小売利益: 4,000円(小売価格) - 3,000円(会員価格) = 1,000円

 

2.組織(ネットワーク)を構築する



ドテラでは、自分が紹介した人が会員になり、その会員がさらに別の人を紹介すると、会員のつながり(グループ)が広がっていきます。

紹介した人の売上に応じて、一定の割合が自分の報酬として受け取れる仕組みです。

一人で販売するよりも、チームで協力しながら製品を広めることで、より多くの人に届けられ、収入のチャンスも広がります。

ネットワークビジネスは、自分の紹介した人が頑張って商品を販売したり、新しい会員を増やしたりすることで、自分にも利益が入る可能性があるのです。

ドテラ「頭おかしい」と思われている瞬間

原液をそのまま肌に塗っているとき

SNSでは、「誤った使い方をしている」と、多くの人からの指摘があります。

  • 手や足に原液を塗る
  • 炎症がある部分に原液を塗る
  • 皮膚に原液を何滴も垂らす
  • パッチテストをしないで原液を塗る

と原液をそのまま使うことに関して否定的な意見が目立ちます。

原液をそのまま塗る行為は、ドテラが推奨している「アロマタッチテクニック」「アロマタッチハンドテクニック」が広まったものと考えられます。

アロマタッチテクニックは、背中と足にエッセンシャルオイルを塗布し、心身のバランスを整える施術方法です。

使用するオイルは「化粧品カデコリー」の中から選び、使用する量は片手で1~3滴程度を推奨しています。

「公式サイト」では、以下のように述べています。

初めて塗布で使用するオイルの場合には、ドテラ ココナッツオイルのようなキャリアオイルでエッセンシャルオイルを薄めて使用するのが好ましいです。エッセンシャルオイルは一度に多くの量を使うのは好ましくないため、同じ量でも一日のうちに少量で数回に分けて使うことをおすすめいたします。

引用:ドテラ公式サイト

「アロマタッチテクニック」は、サロンでの有料サービスを目的としたものではなく、あくまで個人的な範囲での使用を推奨しています。

※アロマタッチ テクニックは、家族や友人等個人間での使用を前提としており、原則として営利行為での使用は想定していません。
個人使用の範囲を越える目的で使用する場合は、各種法令に従い、自己責任で行ってください。

引用:ドテラ公式サイト

また、「日本アロマ環境協会」では、皮膚に使用する際は、原液のままだと刺激が強いため、適切に希釈して使うようにと注意喚起しています。

実際は 「直接塗布を前提とした施術(アロマタッチなど)」が会員やユーザーに広まっているのが実情のようです。

しつこい勧誘があるとき

ドテラのビジネスは、会員が新しい会員を勧誘することで報酬が得られるシステムです。

そのため、一部の会員が過剰な勧誘を行い、トラブルを引き起こすケースも見受けられます。

  • 一度断ったのに、何度も誘い続ける
  • 無理に会合やセミナーに連れて行こうとする
  • 早朝や深夜に電話やメッセージを送る
  • 「1回だけ試してみて!」と言いながら断りにくい雰囲気を作る
  • 「買わないとあなたの健康が心配」と不安を煽る

ネットワークビジネス自体は合法ですが、過剰な勧誘は相手に不快感を与え、人間関係の悪化につながる可能性があります。

一度断った相手に何度も勧誘したり、不安を煽って購入を促したりする行為は、特定商取引法に違反する可能性があります。

ビジネスとして成功したいのであれば、相手の意思を尊重し、誠実な対応を心がけることが重要です。

強引な手法ではなく、相手が本当に興味を持ったときに自然に提案できるスタンスが、長期的な成功につながるでしょう。

製品を過信しすぎているとき

ドテラのオイル自体に問題があるわけではありませんが、使い方や考え方が極端になると「頭おかしい」と思われる原因に。

  • 「これさえあれば病気にならない」と信じ込む
  • 家族や友人が病気になったとき、医者ではなくドテラ製品を勧める
  • 「病院に行かなくてもオイルで治る」と言い切る
  • ワクチンや抗生物質などの医薬品を否定する
  • 「ドテラ以外のアロマオイルは偽物」と決めつける

厚生労働省」によると、アロマセラピーについては、科学的に十分な証拠がないため、エッセンシャルオイルの効果を過信しないようにと注意喚起しています。

アロマセラピーはリラックスや気分の改善に役立つことがありますが、医療の代替にはならないという点を理解しましょう。

厚生労働省が注意喚起しているように、エッセンシャルオイルの効果を過信しすぎず、科学的根拠のある健康管理を心がけることが重要ですね。

人間関係が破綻している人を見たとき

無理な勧誘や価値観の押し付けが原因で、周囲との関係がぎくしゃくしてしまうようです。

  • 友人や家族を「お金儲けの手段」とみなしてしまう
  • アップライン(上位会員)からのプレッシャーがある
  • セミナーへの参加で家事や育児が疎かになる
  • 職場で上司や同僚に勧誘し信用を失う
  • 高額な商品を販売し続け周囲とのトラブルが増える

ドテラ自体に問題があるわけではありませんが、人間関係を壊してまでビジネスに取り組む姿勢が、「頭おかしい」と言われる原因になっています。

在庫リスクや借金の問題を抱えているとき

ドテラのビジネスでは、在庫を抱えるリスクや借金の問題に加えて、セミナーやイベントにも多額の費用がかかることが指摘されています。

  • 会員登録費やスターターキットの購入費用
  • ランク維持やボーナス獲得のための定期購入
  • 成功者から学ぶための講習やトレーニングの参加費
  • 国内外の大型カンファレンスや表彰式などのチケット代
  • セミナーやイベントに参加するための移動・宿泊コスト

ドテラのビジネスでは、ランクを上げるために一定額の商品を購入する必要があるため、在庫を抱え込んでしまうリスクがあります。

売れ残ったオイルが増えることで、結果的に大きな負担となり、経済的な余裕を失うケースも少なくありません。

頻繁にセミナーや研修に参加するよう促されることがあり、交通費や参加費が積み重なり、経済的な負担が増すケースもあります。

上位会員も借金をしているケースもあり、見た目の成功とは裏腹に、実際には経済的に厳しい状況に陥っていることも。

借金を重ねてでもビジネスを継続せざるを得ない状況に陥る人もおり、一部では「成功者のはずなのに実は借金まみれ」という実態も指摘されています。

 「オイルを飲める」と言っているとき

ドテラのオイルは、食品カテゴリーのみ飲用可能としています。

飲用できると聞くと、ガブガブ飲めるイメージがありますが、あくまで「食品添加物」として使用できるという意味です。

食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。

引用:厚生労働省

下記は公式サイトで推奨されている摂取量です。

引用:ドテラ公式サイト

ただ飲用に対しては「精油を飲んでも本当に安全なのか?」と疑問を持つ人も多いのが実情のようです。

なぜ飲用が問題視されているのか、「日本アロマセラピー学会(JSA)」の見解を見てみましょう。

  • 「飲むアロマ」の輸入で健康被害のリスクが懸念されている
  • 日本では食品関連法や薬機法の適用を受けていない
  • 使用方法を誤ると健康被害のリスクがある
  • 日本ではアロマにおけるエビデンスがない

日本におけるアロマ精油は「雑貨」扱いとされており、食品関連法や薬機法の規制対象外となっています。

品質や安全性に関する明確な基準がないため、消費者や医療関係者が健康被害のリスクを適切に把握しにくい状況となっているようです。

(公社) 日本アロマ環境協会 」では、精油を飲用しないようにと注意喚起しています。

公式サイト」では、エッセンシャルオイルは主に香り付けを目的としており、大量に使用する必要はないと説明しています。

オイルは適量を守り、安全に使用しましょう。

参考:日本アロマセラピー学会(JSA)

ドテラ「頭がおかしい」と思われないための方法

ドテラ製品の購入や、ビジネスへの参加を検討している方は、以下の点に注意し、慎重に判断しましょう。

ここでは、ドテラを利用するときに注意したいポイントを詳しく解説します。

エッセンシャルオイルの正しい使い方を学ぶ

エッセンシャルオイルは心身のリラックスに役立ちますが、いきなり原液を直接肌につけたり、飲用したりするのは危険です。

使用する際は、キャリアオイルで希釈し、目や粘膜に触れないよう注意しましょう。

また、柑橘系のオイルは日光に当たると肌トラブルの原因になるため、外出前の使用は避けるのが安心です。

赤ちゃんやペットがいる環境では、安全性を確認してから使用してください。

適切な方法で楽しみ、無理のない範囲で活用しましょう。

アロマは医薬品ではない

ドテラのアロマは、医薬品ではありません。

「このオイルを使えば必ず○○が治る!」と医薬品のように説明する表現は避けましょう。

医薬品的な効果効能を謳うことは薬機法違反、健康食品と誤認させる表現は健康増進法景品表示法違反になる可能性があります。

エッセンシャルオイルは、あくまで日々の生活を豊かにするためのアイテムです。

「リラックスしたいときにおすすめの香りです。」

「爽やかな香りで気分転換にぴったり。」

といったように誤解を招かない表現を心がけながら、正しく活用していきましょう。

強引な勧誘は絶対にしない

ドテラを含むネットワークビジネスMLM)では、強引な勧誘は絶対にしてはいけません。

ネットワークビジネスでは特定商取引法により、以下のような行為が禁止されています。

NG表現

  • ドテラの会員を隠して勧誘すること
  • しつこく勧誘を続けること
  • 相手が一度断った後の再勧誘もNG
  • 契約するまで帰さないといった威圧的な態度で勧誘すること

また、以下のような行為も信頼を失う原因になるため、注意が必要です。

  • セミナーやイベントへの参加を強要しない
  • 高額な製品の購入を強要しない
  • 「絶対に儲かる」「やらないと損」といった誇大な表現を使わない

ドテラのエッセンシャルオイルには魅力がたくさんありますが、口コミで広める際は、相手の意思を尊重することが何より大切です。

信頼関係を築きながら、興味を持った人に正しく伝えることが、長く愛されるブランド作りにつながります。

嘘や誇張表現はしない

ネットワークビジネスでは、特定商取引法消費者契約法では不実告知(嘘の説明)、景品表示法では誇大広告が禁止されています。

NG表現

  • 体調不良は好転反応という
  • 精油を塗ると熱が下がる!
  • アロマオイルを使えば、必ず頭痛が治る!
  • ビジネスに参加すれば、誰でも月収100万円稼げる!

信頼されるビジネスを築くためにも、法律を守り、誤解を生まない表現を心がけましょう。

ネットワークビジネスの仕組みを理解する

まず、ドテラには大きく分けて2種類の会員制度があります。

会員種別 ホールセール・カスタマー(WC) ウェルネス・アドボケイト(WA)
会員特典

製品を割引価格で購入できる

(紹介や販売活動なし)

製品を割引価格で購入できる

販売・紹介で報酬を得られる

初回登録料 3,500円(税込) 3,500円(税込)
年間更新料 2,000円(税込) → ペパーミント15mL(3,700円相当)がもらえる 2,000円(税込) → ペパーミント15mL(3,700円相当)がもらえる
退会条件 自動退会なし 12カ月購入がないと自動退会

ドテラの会員になるためには、原則として既存の会員からの紹介が必要です。

メリット

  • 製品を試したり詳しい説明を聞いたりする機会が得られる
  • ビジネス活動のサポートをしてくれる場合がある
  • 継続使用したいなら会員価格で購入できる
  • 副収入を得るチャンスがある

デメリット

  • ビジネス会員へのアップグレードを勧められる可能性がある
  • 人間関係に影響が出る可能性もある
  • 良いことばかり言われる可能性がある
  • 会員登録料がかかる

ドテラの会員制度にはメリットもありますが、すべての人に向いているわけではありません。

会員になることが「ダメ」とは言えないケース

  • 製品を愛用している
  • 副収入やビジネスに挑戦したい
  • 理念やコミュニティに共感できる

慎重に検討すべきケース

  • すぐに楽に稼ぎたい
  • 人間関係を壊したくない
  • 在庫リスクを負いたくない

向いている人もいれば、慎重に検討すべき人もいるので、自分に合っているか慎重に判断しましょう。

特定商取引法を遵守する

ネットワークビジネス特定商取引法特定商取引法の「連鎖販売取引」に該当し、以下の規制を守る必要があります。

しばらく連絡を取っていなかった友人から「ランチに行こうよ!」と誘われ、行ってみたら勧誘だったという事例も。

勧誘目的を隠して接触することは違法です。

勧誘の前に「私はドテラの会員です。これからあなたを勧誘します」と伝えなければいけません。

会員は勧誘方法や誇大広告、クーリングオフのルールを守らないと、法律違反になる可能性があります。

参考特定商取引法とは|特定商取引法ガイド

まとめ

ドテラは、高品質なエッセンシャルオイルを提供するアメリカ発の企業で、世界中に多くの愛用者がいます。

その販売方法がネットワークビジネスMLM)であることや、一部の利用者による誤った使用・強引な勧誘が原因で「ドテラ頭おかしい」といった批判の声もあります。

ドテラを正しく活用するためには、以下の点を意識しましょう。

  • アロマは雑貨扱いで医薬品ではない
  • 原液塗布や飲用に注意し安全に使用する
  • 特定商取引法を守り誠実な販売活動を心がける
  •  ビジネスの仕組みを理解する

ドテラのオイル自体は質の高い製品ですが、使い方や販売方法によっては誤解を招くこともあります。

正しい知識を持ち、自分に合ったスタイルでドテラを楽しみましょう。

 

ドテラよくある質問

Q
ドテラは危険な会社なの?
A
違法ではありませんが、MLMの仕組みや販売方法について賛否があります。
Q
なぜドテラはこんなに批判されるの?
A
高額な価格設定やMLMの勧誘、科学的根拠の曖昧さが理由とされています。
Q
ドテラのオイルには本当に効果があるの?
A
アロマテラピーとしてのリラックス効果は期待できますが、医学的な効能については慎重に考える必要があるでしょう。
Q
勧誘されずにドテラを楽しむ方法は?
A
会員登録をせずに小売価格で購入するか、公式ルート以外でも構わない場合は、アマゾンや楽天市場でも購入できます。
Q
 他のエッセンシャルオイルブランドと比べてどうなの?
A
ドテラは品質管理が厳しく、純度が高いとされますが、価格が高めでMLMによる販売が特徴です。他ブランドと比べて信頼性は高い一方、好みや予算で選ぶのが良いでしょう。